訂正と段落

4.6.4 訂正と段落

このセクションは非規定です。

ins 要素と del 要素は段落化に影響しないため、段落が暗黙の(明示的に p 要素が使われていない)場合においては、ins 要素と del 要素は、段落全体、もしくは、非フレージング・コンテント要素で別の段落となる部分のどちらの範囲にも及ぶことが可能です。たとえば:

<section>
 <ins>
  <p>
   これは挿入された段落です。
  </p>
  これは別の段落ですが、この最初の文が上記の段落と
  同時に挿入されました。
 </ins>
 これは 2 つ目の文ですが、もともとあったものです。
</section>

p 要素のいくつかの段落を覆うだけで、1 つ目の段落の終わり、2 つ目の段落全体、そして 3 つ目の段落のはじめに至るまでを、ins 要素や del 要素でカバーすることができます(これはとても分かりにく、実践を考慮していません。):

<section>
 これは 1 つ目の段落です。<ins>この文が挿入され
 ました。
 <p>この 2 つ目の段落が挿入されました。</p>
 この文も挿入されたものです。</ins> これは、この例では
 3 つ目の段落になります。
 <!-- (こんなことはしないでください!) -->
</section>

しかし、暗黙の段落が定義される方法に起因して、段落の終わりとその直後の段落のはじめを、同じ ins 要素や del 要素を使ってマークアップすることは不可能です。その代わり、1 つ(または2つ)の p 要素と 2 つの ins または del 要素を使う必要があります。例えば:

<section>
 <p>これは 1 つ目の段落です。<del>この文が削除され
 ました。</del></p>
 <p><del>この文も削除されました。</del> その文は
 別の &lt;del&gt; 要素を必要としました。</p>
</section>

いくぶん上記の説明で混乱したかもしれませんが、ウェブ制作者は、すべての段落を p 要素を使ってマークアップすることが強く推奨されます。そして、ins 要素や del 要素が暗黙の段落をまたぐことがないようにしなくてはいけません。


※ 原文:http://www.w3.org/TR/2014/REC-html5-20141028/edits.html#edits-and-paragraphs