var 要素

4.5.13 var 要素

カテゴリー:
フロー・コンテント
フレージング・コンテント
パルパブル・コンテント
この要素を使うことができるコンテキスト:
フレージング・コンテントが期待される場所
コンテントモデル:
フレージング・コンテント
コンテント属性:
グローバル属性
text/html におけるタグの省略:
どちらのタグも省略できません。
指定可能な ARIA role 属性 の値:
あらゆるロールの値
指定可能な ARIA ステートとプロパティ属性:
グローバル aria-* 属性
許可ロールに該当する aria-* 属性
DOM インタフェース:
HTMLElement を使う。

var 要素は変数を表します。これは、数式やプログラミング・コンテキストでの実際の変数や、定数を表す識別子や、物理量を表す記号や、関数パラメーターや、単に本文の中のプレースホルダーとして使われる項目にも利用できます。

下記の段落では、文字 "n" が本文の中で変数として使われています:

<p>アイスクリーム工場につながるパイプが <var>n</var> 本あれば、
<em>少なく</em>とも <var>n</var> 種類の味の
アイスクリームが買えるようになるよな!</p>

数学、とりわけ、簡便な表現が難しいものにとっては、MathML のほうが適切です。しかし、var 要素は、それでもなお、MathML で使われる特定の変数を参照するために使うことができます。

この例は方程式を表現しています。そして、その方程式の変数を参照する説明文があります。表現そのものは MathML を使ってマークアップされていますが、説明文の中では、var 要素を使ってその変数が言及されています。

<figure>
 <math>
  <mi>a</mi>
  <mo>=</mo>
  <msqrt>
   <msup><mi>b</mi><mn>2</mn></msup>
   <mi>+</mi>
   <msup><mi>c</mi><mn>2</mn></msup>
  </msqrt>
 </math>
 <figcaption>
  側辺が <var>b</var> と <var>c</var> の三角形の
  斜辺 <var>a</var> をピタゴラスの定理を使って求めています
 </figcaption>
</figure>

ここでは、質量・エネルギー等価を説明する方程式がセンテンスの中で使われています。この方程式では、var 要素を使って、変数と定数がマークアップされています:

<p>それから彼は黒板の方に向いてチョークを手に取った。彼は少し考えこんでから、
<var>E</var> = <var>m</var> <var>c</var><sup>2</sup> と書いた。先生は
満足したようだった。</p>

※ 原文:http://www.w3.org/TR/2014/REC-html5-20141028/text-level-semantics.html#the-var-element