track 要素
4.8.9 track 要素
- カテゴリー
- なし
- この要素を使うことができるコンテキスト:
- メディア要素の子として。ただし、あらゆるフロー・コンテンツより前。
- コンテンツ・モデル:
- 空
- コンテンツ属性:
- グローバル属性
kindsrcsrclanglabeldefault- DOM インタフェース:
-
interface HTMLTrackElement : HTMLElement { attribute DOMString kind; attribute DOMString src; attribute DOMString srclang; attribute DOMString label; attribute boolean default; readonly attribute TextTrack track; };
track 要素は、ウェブ制作者がメディア要素に対して明示的な同期テキスト・トラックを指定できるようにします。これ自身では何も表しません。
kind 属性は列挙属性です。次表は、この属性に定義されたキーワードをリストしたものです。各行の最初のセルのキーワードは、次のセルの状態に対応します。
| キーワード | 状態 | 概略 |
|---|---|---|
subtitles |
Subtitles | 会話の書き起こしや翻訳。音声は利用できるけれども理解ができないときに適しています(例えば、ユーザーがメディア・リソースの音声トラックの言語を理解できない、といった場合)。 |
captions |
Captions | 会話の書き起こしや翻訳、音声効果、関連のミュージカル・キュー、そのほか、関連のオーディオ情報。音声トラックが利用できないときに適しています(ミュートされているときや、ユーザーが聴覚障害者である、といった場合)。ビデオ上に表示されます。難聴向けとして分類表示されます。 |
descriptions |
Descriptions | メディア・リソースのビデオのテキスト記述。表示系が使えない場合の音声合成を想定しています(ユーザーが運転中にスクリーンを見ずにアプリケーションを操作したり、ユーザーが聴覚障害である、といった場合)。音声トラックとは分離して合成されます。 |
chapters |
Chapters | チャプター・タイトル。メディア・リソースの再生位置を移動するために使うことを想定しています。ユーザーエージェントのインタフェースにインタラクティブ・リストとして表示されます。 |
metadata |
Metadata | スクリプトから利用する目的のトラック。ユーザーエージェントによって表示されません。 |
この属性は省略することができます。指定がなかった場合のデフォルトは、subtitles 状態です。
src 属性には、テキスト・トラック・データのアドレスを指定します。この値は、潜在的にスペースで囲まれた空でない妥当な URL でなければいけません。
この要素が src 属性を持ち、その値が空文字列ではなく、そして、この属性がセットされたときに、その値がこの要素に対して問題なく解決できたのであれば、この要素のトラック URL は、その結果として得られる絶対 URL となります。そうでなければ、この要素のトラック URL は、空文字列となります。
srclang 属性は、テキスト・トラック・データの言語を与えます。この値は、妥当な BCP 47 言語タグでなければいけません。この属性は、この要素の kind 属性が subtitles 状態にあるなら、必須です。 [BCP47]
label 属性は、トラック用のユーザー可読タイトルを与えます。このタイトルは、ユーザーエージェントがそのユーザー・インタフェースの中にsubtitle, caption, audio description トラックをリスト表示する際に使われます
label 属性の値は、この属性が存在していれば、空文字列であってはなりません。さらに、kind 属性が同じ状態にある、srclang 属性が双方に存在しないか同じ言語を表す値を持っている、そして、label 属性が双方に存在しないか同じ値を持っている、といった 2 つの track 要素が同じメディア要素の中に存在してはいけません。
この要素が label 属性を持ち、その値が空文字列でなければ、この要素のトラック・ラベルは、その属性の値になります。そうでなければ、この要素のトラック・ラベルは、ユーザーエージェント定義の文字列となります(例えば、ユーザーの言語における "untitled" を表す文字列や、他の属性から自動的に生成された値)。
default 属性は、指定されたら、そのトラックは有効であることを指示します。ただし、ユーザー設定において他のトラックの方が適していると示されている場合は除きます。default 属性が指定された track 要素は、同じ親ノードに 1 つしか入れることができません。
track IDL
属性は、取得時においては、その track 要素のテキスト・トラックに対応する TextTrack オブジェクトを返さなければいけません。
src, srclang, label, default IDL 属性は、それぞれ、同じ名前のコンテンツ属性を反映しなければいけません。ただし、既知の値に限られます。
このビデオにには、いくつかの言語の字幕があります:
<video src="brave.webm"> <track kind=subtitles src=brave.en.vtt srclang=en label="English"> <track kind=captions src=brave.en.vtt srclang=en label="English for the Hard of Hearing"> <track kind=subtitles src=brave.fr.vtt srclang=fr label="Français"> <track kind=subtitles src=brave.de.vtt srclang=de label="Deutsch"> </video>
※ 原文:http://www.w3.org/TR/2011/WD-html5-20110525/the-iframe-element.html#the-track-element