strong 要素

4.5.3 strong 要素

カテゴリー:
フロー・コンテント
フレージング・コンテント
パルパブル・コンテント
この要素を使うことができるコンテキスト:
フレージング・コンテントが期待される場所
コンテントモデル:
フレージング・コンテント
コンテント属性:
グローバル属性
text/html におけるタグの省略:
どちらのタグも省略できません。
指定可能な ARIA role 属性 の値:
あらゆるロールの値
指定可能な ARIA ステートとプロパティ属性:
グローバル aria-* 属性
許可ロールに該当する aria-* 属性
DOM インタフェース:
HTMLElement を使う。

strong 要素は、そのコンテンツの強い重要性、深刻さ、緊急性を表します。

重要性: strong 要素は、見出しやキャプションや段落の中で、より細かい部分や、より陽気な部分や、単なる定型文のような部分と比べて、大きな違いがあり本当に重要な部分を区別するために使うことができます。

たとえば、前段落の最初の単語は strong でマークアップされていますが、これによって、その部分は、その段落の残りの部分のより詳細なテキストから区別されています。

深刻さ: strong 要素は、警告や注意をマークアップするために使うことができます。

緊急性: strong 要素は、ユーザーがドキュメントの中で他の部分よりも先に見る必要があるコンテンツを示すために使うことができます。

コンテンツの重要度の相対的なレベルは、祖先の strong 要素の数によって与えられます。つまり、それぞれの strong 要素は、そのコンテンツの重要度を増していきます。

strong 要素を伴うテキストの重要度を変更しても、その文の意味は変わりません。

ここでは、"章" という単語と実際の章番号が形式的なものです。その章の実際の名前は strong でマークアップされています:

<h1>1章: <strong>実習</strong></h1>

次の例では、キャプションの中で図表の名前が strong でマークアップされています。その名前は、形式的なテキスト(前)とその説明(後)から区別されています:

<figcaption>図1. <strong>アリの巣の原動力</strong>. この巣の中にいるアリは、
熱源(左上)と食料源(右下)の影響を受けます。</figcaption>

この例では、見出しは "花と蜂と蜜" ですが、著者はその見出しに気軽な文言を加えました。そのため、最初の部分を strong 要素を使ってマークアップして、その後の部分と区別しています。

<h1><strong>花と蜂と蜜</strong> そして、私が知らないこと</h1>

これは、ゲームでの警告通知の例ですが、様々な箇所で、それらがどれほど重要なのかに応じてマークアップされています:

<p><strong>警告。</strong> この迷宮は危険だぜ。
<strong>アヒルは避けろ。</strong> 金を見つけたら取れ。
<strong><strong>ダイヤモンドは取るな</strong>。
爆発するぞ。<strong>10 メートル以内のものは全部ぶっ飛ん
じまうからな。</strong></strong> 警告したからな。</p>

この例では、ユーザーが初めて読むことになるテキスト部分を示すために strong 要素が使われています。

<p>ようこそレミー、リマインダーシステムです。</p>
<p>今日のあなたのタスクは:</p>
<ul>
 <li><p><strong>オーブンを消す。</strong></p></li>
 <li><p>ゴミを出す。</p></li>
 <li><p>洗濯をする。</p></li>
</ul>

※ 原文:http://www.w3.org/TR/2014/REC-html5-20141028/text-level-semantics.html#the-strong-element