dl 要素

4.5.8 dl 要素

カテゴリー
フロー・コンテンツ
この要素を使うことができるコンテキスト:
フロー・コンテンツが期待される場所
コンテンツ・モデル:
それぞれ 1 個以上の dt 要素、それに続いて 1 個以上の dd 要素を含む、0個以上のグループ
コンテンツ属性:
グローバル属性
DOMインタフェース:
interface HTMLDListElement : HTMLElement {};

dl 要素は、0 個以上の name-value グループから構成される関連リスト(記述リスト)を表します。それぞれのグループは、一つ以上の名前(dt 要素)と、それに続き、一つ以上の値(dd 要素)から構成されなければいけません。ひとつの dl 要素の中には、それぞれの名前に対応する dt 要素を 1 つしか入れてはいけません。

name-value グループとは、用語とその定義、メタデータ・トピックとその値、そのほか name-value データのグループが考えられます。

グループ内の値は選択肢になるのです。複数の段落でひとつの値を形成する場合、その段落はすべて同じ dd 要素の中に入れなければいけません。

グループのリストの順番、つまりグループ内の名前と値の順番は、意味を持つことがあります。

dl 要素が空なら、それにはグループがありません。

もし dl 要素が、非ホワイトスペーステキスト・ノード、または、dtdd 以外の要素を含んでいるなら、それらの要素やテキストノードは、その dl 要素の中のグループを形成するものにはなりません。

もし dl 要素が dt 要素だけを含んでいるなら、それは、名前はあるけれども値がないひとつのグループから構成されることになります

もし dl 要素が dd 要素だけを含んでいるなら、それは、値はあるけれども名前がないひとつのグループから構成されることになります。

もし dl 要素が一つ以上の dd 要素で始まるなら、その最初のグループはそれに対応する名前を持ちません。

もし dl 要素が一つ以上の dt 要素で終わるなら、その最後のグループはそれに対応する値を持ちません。

dl 要素がそのコンテンツ・モデルに一致しないとき、それは、誤って、dt 要素の場所に dd 要素が使われている、またはその逆である傾向が良く見受けられます。準拠チェッカーはそのようなミスを見つけ出すことができ、マークアップの正しい使い方をウェブ制作者に助言することができるでしょう。

次の例では、ひとつのエントリ("Authors")がふたつの値("John" と "Luke")に結び付けられています。

<dl>
 <dt> Authors
 <dd> John
 <dd> Luke
 <dt> Editor
 <dd> Frank
</dl>

次の例では、ひとつの定義がふたつの用語に結び付けられています。

<dl>
 <dt lang="en-US"> <dfn>color</dfn> </dt>
 <dt lang="en-GB"> <dfn>colour</dfn> </dt>
 <dd> A sensation which (in humans) derives from the ability of
 the fine structure of the eye to distinguish three differently
 filtered analyses of a view. </dd>
</dl>

次の例は、メタデータの分類のマークアップに dl 要素を使った例を示しています。この例の最後では、ひとつのグループがふたつのメタデータラベル("Authors" と "Editors")と二つの値("Robert Rothman" と "Daniel Jackson")を持っています。

<dl>
 <dt> Last modified time </dt>
 <dd> 2004-12-23T23:33Z </dd>
 <dt> Recommended update interval </dt>
 <dd> 60s </dd>
 <dt> Authors </dt>
 <dt> Editors </dt>
 <dd> Robert Rothman </dd>
 <dd> Daniel Jackson </dd>
</dl>

次の例では、dl 要素を、指示のセットを与えるために使っています。ここにある指示の順番は重要です(これまでの例では、ブロックの順番は重要ではありませんでした。)。

<p>Determine the victory points as follows (use the
first matching case):</p>
<dl>
 <dt> If you have exactly five gold coins </dt>
 <dd> You get five victory points </dd>
 <dt> If you have one or more gold coins, and you have one or more silver coins </dt>
 <dd> You get two victory points </dd>
 <dt> If you have one or more silver coins </dt>
 <dd> You get one victory point </dd>
 <dt> Otherwise </dt>
 <dd> You get no victory points </dd>
</dl>

次は、dl 要素が用語集として使われています。定義されている単語を指し示すために dfn 要素を使っている点に注目してください。

<dl>
 <dt><dfn>Apartment</dfn>, n.</dt>
 <dd>An execution context grouping one or more threads with one or
 more COM objects.</dd>
 <dt><dfn>Flat</dfn>, n.</dt>
 <dd>A deflated tire.</dd>
 <dt><dfn>Home</dfn>, n.</dt>
 <dd>The user's login directory.</dd>
</dl>

dl 要素は会話をマークアップするには不適切です。会話のマークアップ方法の例は、Examples of how to mark up dialogue をご覧ください。


※ 原文:http://www.w3.org/TR/2011/WD-html5-20110525/grouping-content.html#the-dl-element