グローバル属性

W3C HTML5 の「3.2.5 グローバル属性 (Grobal attributes)」やそれに関連する項目(W3C Recommendation 28 October 2014)の一部を和訳して構成しなおしたものです。

正確性を求める場合は原文を参照してください。また、もし本サイトのリファレンスが、原文と異なる部分がありましたら、ご指摘頂けると幸いです。

3.2.5 グローバル属性

次の属性は、すべての HTML 要素に共通であり指定することができます(本仕様で定義されていない属性も含みます):

これらの属性は、HTML 要素用の属性として、この仕様で定義されているにすぎません。本仕様がこれら属性を持つ要素に言及する場合、これら属性を持つとして定義されていない名前空間の要素は、これら属性を持つ要素であるとみなしてはいけません。

たとえば、次の XML フラグメントには、"bogus" 要素に文字とおり "dir" という名前の属性がありますが、本仕様で定義されている dir 属性は持ちません。ゆえに、一番内側にある span 要素の方向性は、div 要素から "bogus" 要素を通して間接的に継承されます。

<div xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" dir="rtl">

 <bogus xmlns="http://example.net/ns" dir="ltr">

  <span xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml">

  </span>

 </bogus>

</div>

支援技術製品が、HTML 要素と属性を使ってできること以上にきめ細かいインタフェースを見せられるようにするために、一連の支援技術製品向け注記を指定することができます(ARIA の rolearia-* 属性)。[ARIA]


次のイベントハンドラ コンテント属性は、あらゆる HTML 要素に指定することができます:

アスタリスクが付けられた属性は、body 要素に指定された場合は、違いう意味を持ちます。body 要素は、同じ名前を使って Window オブジェクトのイベントハンドラへアクセスできるようにしてしまうからです。

これらの属性はすべての要素に適用できるとはいえ、すべての要素で役に立つわけではありません。例えば、ユーザーエージェントによって発出される volumechange イベントを受け取るのは、メディア要素だけでしょう。


独自データ属性(例えば、data-foldernamedata-msgid)は、あらゆる HTML 要素に指定することができ、ページに特化した独自のデータを入れることができます。


HTML ドキュメントでは、HTML 名前空間の要素に xmlns 属性を指定することができます。ただし、その値は "http://www.w3.org/1999/xhtml" に限ります。XML ドキュメントではその限りではありません。

HTML では、xmlns 属性はまったく何も影響を及ぼしません。基本的にはおまじないみたいなものです。XHTMLへの移行やXHTMLからの移行を、少しだけ簡単にしてくれるだけです。 HTML パーサーでパースすると、この属性の名前空間はなくなってしまいます。XML の名前空間宣言属性のように "http://www.w3.org/2000/xmlns/" 名前空間になるわけではありません。

XML では、xmlns 属性は名前空間宣言メカニズムの一部であり、実際には、名前空間を何も指定せずに xmlns 属性を要素に入れることはできません。


XML 仕様では、XML ドキュメントのあらゆる要素に XML 名前空間xml:space 属性を使うことができます。この属性は HTML 要素に何も影響を及ぼしません。それは、HTML でのデフォルト・ビヘイビアは、ホワイトスペースを維持することだからです。 [XML]

text/html 構文における HTML 要素xml:space 属性をシリアル化することはできません。