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by Futomi Hatano

HTML5 仕様から Communications の章が分離、他。

本当に 1 月に入ってから HTML5 仕様の変更は凄まじいですね。昨日、Microdata と Canvas 2D Context API が HTML5 仕様から分離されたばかりですが、その後、さらに、HTML5 仕様の「Communications」の章が分離されました。

「Communications」の章は、Cross-document messaging と Channel messaging が規定されていた章ですが、もともと DOM や他の章との関連が薄く、分離しやすかった章だったとも言えます。

WHATWG と W3C の仕様書の関連図をアップデートしました。

この図では、WHATWG が策定している仕様のどの部分が、W3C の仕様と連動しているのかを表しています。

各仕様書の URL は以下のとおりです。

WHATWG
W3C
IETF

仕様書レベルの構成変更だけでなく、その他にも細かい変更が数多くありました。

その中で最も注目されるのは、details 要素が仕様から削除されたことでしょう。この要素をすでに利用している人はほとんどいないでしょうから、削除されたことで影響を受ける人はほとんどいないと思いますが、個人的には、ウェブ・アプリケーション制作においては役に立つ要素だったと感じていたため、残念に思います。

その他、meter 要素と progress 要素が、テキストの意味付け要素だったものから、フォーム関連要素になりました。これによって、label 要素によって、meter 要素や progress 要素が表すゲージやプログラスバーにラベルをマークアップできるようになりました。

ちょうど先ほど、HTML5 仕様のエディタである Ian Hickson 氏が、W3C HTML WG のメーリングリストに、さらなる分割案を提案しています。マークアップに関するボキャブラリーなどを規定した仕様(HTML5 Vocabulary)と、ブラウザー側の要件となる仕様(HTML5 Core)とに分離する案が出されています。最終的にどうなるか分かりませんが、まだまだ仕様の分離や、内容のアップデートは続くかもしれませんね。

この投稿は 2010年1月9日 土曜日 10:24 AM に W3C, whatwg カテゴリーに公開されました。 この投稿へのコメントは RSS 2.0 フィードで購読することができます。 現在コメント、トラックバックともに受け付けておりません。

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