ブログ内検索

by Futomi Hatano

W3C 2009年8月25日版 HTML5ドラフトからの変更点 – pubdateコンテンツ属性など

先日、W3C から HTML5 ドラフトが2009年8月25日版として公開されましたが、WHATWG では、現時点で、すでにいくつか変更が加わりました。ここでは、マークアップに関係した部分をメインに、メモとして整理しておきます。

article 要素に定義されていた pubdate 属性が廃止され、 time 要素に移された

これまで article 要素に入れたコンテンツには、pubdate 属性を使って発行日時を表すことができましたが、これが廃止になりました。その代わり、pubdate 属性が time 要素に定義されました。

要は、article 要素に入れたコンテンツの発行日時を表したいなら、time 要素を使いなさい、ということになります。

とはいっても、pubdate 属性のタイプが変更されましたので、article 要素の時と同じではありません。article 要素のときは、pubdate 属性は日時を表す文字列をセットするものでしたが、time 要素では、論理属性となりました。time 要素に pubdate 属性をセット(<time pubdate>2009-09-07 09:25:00</time>)すると、直近の祖先となる article 要素の発行日時を表すことになります。該当の article 要素がなければ、ドキュメントの発行日時を表すことになります。

DOM 属性という用語を IDL 属性に名称変更

これまで DOM 属性と言っていたものが、すべて IDL 属性という名前に変更されました。最新の WHATWG のドラフトでは、すでに変更されています。

foote 要素が、より header 要素の概念に近くなった。

以前から footer 要素はセクショニング・コンテンツではありませんでしたが、最新のドラフトでは、明示的にセクショニング・コンテンツではないこと、そしてアウトラインにおいてセクションにはならない点が念押しされています。

section 要素と article 要素の cite 属性が削除された。

これは、2009年8月25版の W3C HTML5 ドラフトより以前の話ですが、「HTML 5 differences from HTML 4」(日本語訳はこちら)には反映されていませんので、一応、念のため。

さすがに、以前のように要素そのものが無くなってしまうという事態にはなっていませんが、まだまだ、変更はいろいろと続きそうですね。

この投稿は 2009年9月7日 月曜日 9:37 AM に マークアップ カテゴリーに公開されました。 この投稿へのコメントは RSS 2.0 フィードで購読することができます。 現在コメント、トラックバックともに受け付けておりません。

コメントは受け付けていません。